「リブランディング企画塾2020」の発表会が3月20日、沼津ラクーン(沼津市大手町)で3月20日、行われた。主催は沼津市。
この発表会は、昨年10月から行われきた「リブランディング企画塾」の発表会。今回の企画について沼津市商工振興課の臼井久人さんは「これまでの振興策では、交流人口の拡大を目的としたにぎわい創出をメインに行ってきた。魅力ある店を増やすことで地元商工の魅力向上につなげたい」と企画塾の目的について話す。
4店は、「ワシントン靴店」、古着衣料・かき氷販売店「PiLOT」、雑貨・ギフト商品販売店「りぐる」、金魚・熱帯魚販売店「岡田金魚店」。4店はそれぞれチームに分かれ、半年間におよぶ検討を重ね、この日の発表会に臨んだ。
10代から50代まで幅広い年代の26人が登壇し、頼重秀一沼津市長など3人の審査員の前で企画を説明。現在の企業の特質を生かしながら新しいターゲットを設定するなどの、提案を行った。
企画塾講師で「フェリシモ」(兵庫県神戸市)スタッフの児島永作さんは「参加店4店のそれぞれ新しい挑戦に向けた覚悟が見えた。いいアイデアが多かったが、それを実践していく腹を決めるのがとても重要。今後もこの取り組みを続け、さらなる広がりを見せてほしい」と期待を寄せる。