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沼津蒸留所がクラフトジンの新作 松崎のレモングラスで香り付け、コラボキャンドルも

新作の「シャイニーレモングラス」とギフトセットを持つスタッフ

新作の「シャイニーレモングラス」とギフトセットを持つスタッフ

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 沼津蒸留所(沼津市上土町)が8月30日、「レイジーマスターシリーズ シャイニーレモングラス」の販売を始めた。

レイジーマスターシリーズ シャイニーレモングラス

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 2020年9月29日にオープンした県内唯一のクラフトジンの製造を行う蒸留所。クラフトビール工場「リパブリュー」(沼津市大手町)が仕込んだベースアルコールを使い、地元の特産品を使ったジンを季節ごとに製造・販売している。これまでに西浦みかんや戸田たちばな、伊豆のバラなど、地場産植物を生かした香り付けを行い、商品の展開を行っている。

 今回販売するジンは「レイジーマスター」シリーズ3作目。キーボタニカルに「伊豆松崎レモングラス工房」(賀茂郡松崎町)の無農薬のレモングラス、自家栽培のミント、ジュニパーベリー、カルダモン、コリアンダー、レモンピール、ブラックペッパーなど計9種類のハーブを使用している。

 代表の小笹智靖さんは「レモングラスをフレッシュなまま刻んで釜に入れている。甘みのある香りを取り払い、これまでと違ったすっきりとした爽快感がある。レモンよりもレモンらしい、みずみずしいレモングラスの爽快感を味わってもらえると思う」と話す。

 今回は「ROSOKU MINAI(ローソク ミナイ)」(東京都)製作のオリジナルキャンドルとジンをセットにしたギフトセットも用意。イベントや商品コンサルタントなどを手掛ける「キナリ舎」(沼津市大岡)がプロデュースし、レイジーマスターシリーズに使われているジュニパーベリーとカルダモン、コリアンダーをキャンドルに練り込んだ手作りのキャンドルで、乾燥のレモングラスを同封する。

 キナリ舎の西島由紀子さんは「ミナイさんの作るキャンドルは透明度が高くとても奇麗。コロナが落ち着いたら沼津蒸留所前の川沿いでキャンドルイベントなどもできたら」と話す。蝋(ろう)空間アーティストのミナイマサシさんは「キャンドルをともし、恋人や友人、家族と共に食後に家でバーのような空間を楽しんでほしい」と話した。

 小笹さんは「香りの違いを楽しめるのがジンの魅力。今作のシャイニーレモングラスはグレープジュース割りがお薦め。爽やかな1本を好きな割り方で楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。

 価格は1本500ミリリットル=4,500円。ギフトセットは200ミリリットルのジン1本とオリジナルキャンドル入り=1万500円。同蒸留所と同所オンラインストアのほか市内酒販店などで販売する。

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