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伊豆のドライブインが「消費期限0日」の「午前0時のいちご大福」販売 人気アイテムをECで商品 展開

店長の仲原孝彦さん(右)と職人の板垣陽さん

店長の仲原孝彦さん(右)と職人の板垣陽さん

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 伊豆中央道でドライブインを運営する仲原商事(伊豆の国市南江間)が10月26日、オンラインショップ限定で、消費期限0日の「午前0時のいちご大福」の販売をスタートした。

「午前0時のいちご大福」

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 同社は、畳店として1976(昭和51)年に創業。時代の流れに合わせ観光業へと事業転換し、ドライブインの運営を2000(平成12)年に始めた。当初は土産物の販売やコンビニ、レストランの運営をしていたが、自社商品で道の駅との差別化を図るために伊豆の国市の特産のイチゴを使った大福を開発。当時、イチゴ大福はこしあんを使うのが主流だったが、イチゴの味を生かすために白あんを使い、店頭で実演販売。1日に1000個ほど売れる日もあり、2006(平成18)年にドライブイン内に「大福や」をオープンした。

 同社では、12月から5月までは伊豆の国市の朝摘み紅ほっぺを、6月から11月までは四国や北海道の夏秋いちごを使い、一年を通してイチゴ大福を販売している。年間約90万個、累計で約700万個を販売し、多い時で1日8000個販売したこともあるという。イチゴのほかパイナップルやバナナ、トマトなど13種類の大福を販売している。

 「午前0時のいちご大福」は、自社ECサイトと楽天市場で販売する商品。通常ネット販売では冷凍のイチゴが使われることが多いが、店頭販売と同じ生のイチゴを使っているのが特徴。

 同店の仲原孝彦店長は「イチゴが包まれている様子が白いドレスをまとったシンデレラのようで、到着日の24時が消費期限ということからこのネーミングにした。気温や湿度によって餅の水分量を変え、柔らかさや歯切れがベストになるよう調整している。切るとイチゴの断面が真っ赤で美しく、いわゆる『萌え断』。酸味と香り、甘みのバランスが非常にいい『紅ほっぺ』のおいしさをまだ知らない人に食べてほしい」と話す。

 価格は6個入り3,270円。営業時間は9時~18時。

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