生花店「Flower Work Akkort(アコルト)」が3月4日、「フラワーベースフェア」を始めた。
2008(平成20)年11月にオープンした同店。生花の販売やフラワーレッスン、ブライダルやイベントの装飾などを行っている。店主の土屋聡美さんは高校卒業後、「日比谷花壇」でフラワーアレンジメントを10年間担当。2005(平成17)年にドイツに渡り、半年間ほど植物造形理論や実技などを学んだ。
フェア期間中、店内で1,000円~2,000円の価格帯の花瓶約30個を展示販売し、花瓶購入者にスタートフラワーとしてガーベラやスイートピーなどの切り花を1本プレゼントする。
土屋さんは「来店客から花瓶の取り扱いについての質問や問い合わせの機会が増えてきた。花を自宅に飾るスタートとしてカジュアル使いできる花瓶を店で販売することで、日常的に花のある生活を楽しんでもらえたら」と話す。
「ドイツでは男性が会社帰りに花を買ったり、コップを店に持参したりして『友人宅に花を持って行きたいからこれに生けてほしい』などが、当たり前の光景。静岡県は花の生産量が全国トップクラスだが、消費量が低い。青果店と同じく、生花も1本から気軽に買えるものなので、花がもっと身近な存在になったらいいなと思っている。ホワイトデーや新生活のスタートにこのフェアを活用してもらえたら」とも。
営業時間は9時~18時(日曜・祝日=9時~17時)。木曜定休。3月21日まで。