自転車展示・レンタル施設「MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)」(伊豆の国市田京)に4月17日、屋内パンプトラックコースがオープンした。
MERIDA X BASEは、MERIDAが国内で取り扱う自転車の全車種約200台の展示・レンタルをする施設で、2018(平成30)年9月にオープン。運営はメリダジャパン(川崎市)が担い、施設スタッフはシーズンに合わせた自転車のガイドツアーなども企画・運営する。
パンプトラックは、同施設の入り口部分で、熱帯植物があった約700平方メートルの敷地をリニューアルして設けた。土砂で構成。対象はビギナーから中級者程度の小学生から大人までを想定する。
メリダジャパンの福田三朗社長は「伊豆半島は起伏があり景色も美しく、自転車を楽しむのにも最高の環境。しかしながら、初心者の人にとってはハードルが高く雨の日に高い技術が必要。技術を向上し、自転車に乗る機会を増やしてほしいと屋内で楽しめるパンプトラックを整備した」と話す。
「既存のサイクリストはもちろん、地域の子どもたちにも来てほしい。東京オリンピックの自転車競技が伊豆で行われ、トップアスリートの技術を目の当たりにした子どもたちが自転車に親しみ、楽しさを最高の環境で楽しんでもらえたら。この場所を拠点として伊豆半島全体をサイクリングで活性化することができたら」とも。
営業時間は9時~17時。利用料金は2時間=1,100円。