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沼津蒸留所にクラフトジン第5弾商品 原材料に伊豆産イチゴ使う

「レイジーマスターシリーズ ナッティストロベリー」を手にする小笹さん

「レイジーマスターシリーズ ナッティストロベリー」を手にする小笹さん

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 沼津蒸留所(沼津市上土町)が4月23日、新商品「レイジーマスターシリーズ ナッティストロベリー」の販売を始める。

「レイジーマスターシリーズ ナッティストロベリー」

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 静岡県初のクラフトジン製造を行う蒸留所として2020年9月29日にオープンした同施設。クラフトビール工場「リパブリュー」(沼津市大手町)が仕込んだベースアルコールを使い、地元特産品を使ったジンを季節ごとに製造・販売している。これまで、戸田タチバナ、伊豆のバラ、松崎産レモングラスやキンカンを使ったジンの製造を手がけた。

 「レイジーマスターシリーズ ナッティストロベリー」はシリーズ第5弾商品。「大富農園」(伊豆の国市北江間)のイチゴ「紅ほっぺ」「章姫」をメインに、クランベリー、カカオニブ、アーモンド、レモンピール、ローレル、バニラ、メープル、ジュニパーベリー、コリアンダー、ブラックペッパーの計11種類を原材料に使う。

 代表の小笹智靖さんは「イチゴの香りは蒸留酒に残りにくく、これまでで一番大変だった。ストロベリーと聞くと甘い香りをイメージすると思うが、ナッツの香ばしさもあり、まとまった香りに仕上げた。女性はもちろん、男性にも飲んでもらいたい」と話す。

 「トニックやソーダで割るのがお薦め。刻んだイチゴを添えたり、クランベリージュースなどで割ったりするのもいい」とも。

 内容量は1本500ミリリットル(オープン価格)。同蒸留所と同所オンラインストア、沼津市内の酒販店などで販売する。

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