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沼津のボタニカルを使ったオリジナルジン製造 地元蒸留所とコラボ

Vir-Ginを持つGinpsy(ジンプシー)」スタッフ(中央が永田さん)

Vir-Ginを持つGinpsy(ジンプシー)」スタッフ(中央が永田さん)

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沼津などのボタニカルを使うジン「Vir-Gin(ヴァージン)」の応援購入プロジェクトが9月18日、始まる。運営は「Ginpsy(ジンプシー)」(東京都)。

「UME-SHISO FRUITY」と「SIO-WASABI SPICY」

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 蒸留所を持たずに各地の素材を使いクラフトジンを企画・プロデュースする同グループ。ヨーロッパの移動民族ジプシーをもじってジンプシーとした。

プロジェクトでは、ジンの製造と販売を沼津蒸留所(沼津市上土町)が担当する。同所を運営する「FLAVOUR」(上土町)取締役で「Ginpsy」メンバーの永田暢彦さんは「あるトークライブをきっかけに今年の4月ごろから今回のプロジェクトが動き始めた。東京のメンバーとリモートで打ち合わせを重ね、楽しみながらアイデアを練った」と振り返る。

今回、応援購入を求めている「Vir-Gin」は、対照的な味わいの2種類のクラフトジンを飲み比べてもらえる「2種類飲み比べセット」にする。

 セットに入るのは、大中寺(沼津市中沢田)の梅のほか「山の高橋農園」(伊豆の国市)のシソとジュニパーベリー、サンショウ、カルダモン、シナモンなどで香り付けした「UME-SHISO FRUITY」と、「山本食品」(三島市)の本ワサビと「静岡茶通亭」(沼津市大諏訪)の緑茶、ジュニパーベリー、山椒などで香り付けした「SIO-WASABI SPICY」。いずれにも「戸田塩の会」(沼津市戸田)の戸田塩と駿河湾の深海からくむ海洋深層水を使う。

 応援購入では2種類飲み比べセットのほか、クラフトジン製造体験、「みんなに配って仲間を増やす50ミリリットル入りボトル20本セット」などを用意した。

 永田さんは「まだジンを味わったことのない人に楽しみ方を伝えていきたい。どのジンを買ったらいいのか分からない人には、このジンをまず手に取ってもらい、基本のジントニックやジンリッキーで味わってもらえたら。ぜひ底無しのジン沼にはまってほしい」と話す。

 応援購入には、クラウドファンディングサイト「Makuake」を活用し、9月18日10時に開始する。

 締め切りは 11月21日。

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