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清水町の「ペット用ミルク」新商品が人気 散歩中の水分補給対応で

同店の看板犬「ジョルノ」と商品を持つ戸松さん

同店の看板犬「ジョルノ」と商品を持つ戸松さん

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 ドッグフードやドッググッズの販売を行う「ecodog」(清水町的場)が6月15日に発売した「ecodog無薬ヤギミルク携帯パウチパウダー」が販売1カ月で1000個を売り上げ、人気になっている。

ecodog無薬ヤギミルク携帯パウチパウダー

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 同店は無添加のドッグフードを中心に取り扱うエコショップとして1999(平成11)年に創業。2020年までは「わんのはな」ブランドで営業していたが、「わんのはな」事業を譲渡して現在のブランドを新たに展開している。

 無薬ヤギミルクは10年ほど前から販売していた同店の人気商品。同店の戸松寛人さんは「栄養素が高く犬にとって下痢になりにくいのがヤギ乳の特徴。熱中症予防としても十分な栄養素を備えている」と話す。

 これまではアルミパック式の容器で販売していたが、ニュージーランド産のヤギ乳を乾燥し、粉末化したパウチパッケージとして提供。パッケージ内に水を含めることで、外出先でも手軽に提供することが可能となった。1パックでできるミルクの量はおよそ200ミリリットルで、大型犬であれば1回分、小型犬で2回分の分量がある。

 アルミパックでの月間販売数は約100個だったが、今回のパウチ化で10倍を売り上げるヒット商品となった。主に愛犬家たちから人気で、ドッグランなどの移動販売で好調という。

 戸松さんは「ヤギ乳の有用性は知っているが、散歩や旅行などに荷物になり、負担になるという利用者の声を聞き、水に溶けるタイプの商品と容器を開発した。このところの暑さも相まってヒットとなった」と分析する。「今後も愛犬家ならではの悩みに耳を傾け、愛犬との共生を手伝える商品開発をしていきたい」とも。

 価格は275円。同店のほかインターネットでも販売している。

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