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三島のだし専門店が「ほぼ日」とコラボ商品 フードスタイリスト飯島奈美さん監修

「飯島奈美さんとつくったおだし」を手に持つ沼田さん

「飯島奈美さんとつくったおだし」を手に持つ沼田さん

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 だし専門店「おだし香紡」(三島市西旭ケ丘町)と「ほぼ日」(東京都千代田区)がコラボしただしパック「飯島奈美さんとつくったおだし」が7月7日、発売された。

「飯島奈美さんとつくったおだし」

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 「おだし香紡」を運営する「沼田」は1934(昭和9)年創業。これまで旅館や飲食店にかつお節や昆布などを卸していたが、2006(平成18)年、小売店「おだし香紡」を出店。完全無添加のかつお節や煮干し、昆布、だしパックなど約80種類を取り扱っている。

 発売したのは「飯島奈美さんとつくった『おだし』(かつお) だしパック」「飯島奈美さんとつくった『おだし』(煮干し) だしパック」「飯島奈美さんとつくった『おだし』 (粉末だし)」の3種類。食塩・うま味調味料無添加で、国産のカツオやカタクチイワシ、利尻昆布などを使っている。

 監修を務めた飯島奈美さんは、フードスタイリストで、ドラマ「深夜食堂」や「大豆田とわ子と三人の元夫」、映画「めがね」や「海街diary」の料理を担当。書籍の出版や、国際線の機内食のプロデュースなど幅広い活動をしている。

 同店の沼田行雄さんは「飯島さんとほぼ日スタッフから声をかけてもらい、コラボ商品を作ることになった。飯島さんが三島の店まで来てくれて、だしの組み合わせや割合を変え、何十回か試飲をして完成させた」と話す。

 「だしは和食の基本。だしを良くすれば、料理がさらにおいしくなる。コロナ禍で増えた在宅時間を活用して、これまでやったことがない人にもだしを取ることに挑戦してもらいたい。肉じゃがやみそ汁、豚汁などがおすすめ」(沼田さん)とも。

 だしパックは10グラム入りが8個入り、粉末だしは100グラムで、価格は各980円。ほぼ日のウェブサイトで販売する。

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