講演会「チャリティーではなくチャンスを!~障害者雇用を考える~」が10月2日、「プラサヴェルデ」(沼津市大手町)で開かれる。主催は障がい者の創作活動を支援する「こころのまま」(沼津市西間門)。
日本財団公益事業部付シニアオフィサーの竹村利道さんを講師に招き、障がいのある人の働く場づくりや、障がい者支援に必要な視点、障がい者就労の常識を変える仕組み作りなどについて講演する。
竹村さんは駒沢大学で社会福祉を専攻後、高知市の総合病院での医療ソーシャルワーカーや障害者福祉センターでの勤務を経て、障がい者の一般就労を支援するNPOワークスみらい高知を設立。日本財団の「就労支援フォーラムNIPPON」の開催・運営も行っている。
「こころのまま」代表の沼田潤さんは「障がい者雇用と聞くと、自分には関係ないと思われがちだが、障がいのある人を職場でサポートしていくためには、働きやすい環境や仕組みを整えることが大切」と話す。
会場には「色員(いろいん)さん」と呼ばれる、アート作品を制作する障がいがある子どもたちが描いた絵画作品約30点も展示する。
沼田さんは「当事者や関係者はもちろん、どなたでも参加してもらえたら」と呼びかける。
14時~。参加無料。要予約で150人限定。予約は専用ウェブサイトで受け付ける。