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三島でウイスキー原酒使ったカクテルコンペ 初代王者に地元出身の大島さん

「ムーンシャイン カクテル コンペティション2023」最終審査の様子

「ムーンシャイン カクテル コンペティション2023」最終審査の様子

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 「ムーンシャイン カクテル コンペティション2023」の最終審査が12月5日、「みしまプラザホテル」(三島市本町)で行われた。主催は「Whiskey & Co.(ウイスキーアンドコー)」(東京都中央区)。

優勝した大島創さんが「水」をテーマに作成したカクテル「The Scenery」(関連画像5枚)

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 同社が三島市で製造するジン「Water Dragon Spirits」と、ウイスキー原酒「Moon Shine」を使ったカクテルの作成を審査員の前で実演する初開催のコンペの最終審査を行った。

 当日は一次審査を通過した5人のバーテンダーが腕前を披露。

 「コンセプト」「独自性・創造性」「プレゼンテーション・演出・サプライズ性」「技術」「カクテルの味覚」の5つの審査に臨んだ。選考の結果、三島市出身で「東京EDITION虎ノ門 Lobby Bar」(港区)のバーテンダー・大島創さんが優勝した。

 三島産トマトを一度凍らせてから解凍して作る自家製の透明なトマトジュースや三島産のイエローミニトマトなどを使った「水」をテーマにしたカクテルと、自家製の甘酒、コケモモシロップなどを使った「月」をテーマにしたカクテルを作った。

 大島さんは「月明かりが照らす初夏の夜の風景や富士山の伏流水が水源の源兵衛川のほとりで幼いときに見た飛び交う蛍と水面に映る月の情景を表現した。三島市で生まれ育った思い出を切り取った」と話した。

 「Whiskey & Co.」の大森章平社長は「とてもレベルの高い大会だった。継続して開催し、日本のカクテル文化発展に貢献したい。三島の魅力も発信していきたい」と話す。

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