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北伊豆地震をテーマにした作品、クラウドファンディング募集 「土地の記憶」テーマに

今回制作しているモニュメントの模型を持つ、住康平さん

今回制作しているモニュメントの模型を持つ、住康平さん

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 伊豆・丹那盆地でアートプロジェクトを開催している団体「Cliff Edge Project(クリフエッジプロジェクト)」が現在、クラウドファンディングサイト「READYFOR?」で北伊豆地震をテーマにした作品展への支援者を募集している。

 同団体は三島市在住の芸術家・住康平さんらによるプロジェクトで、伊豆半島北部に位置する丹那盆地を舞台にしたもの。昨年は同地にあるギャラリー「kurubushi-base(クルブシベース)」(函南町丹那)で展覧会を開き、今年は同地のほか、長光寺も利用した大規模なイベントを開催する。

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 同イベントは10月11日から24日の間で「半島の傷跡」と題した展覧会を中心に開催するもの。会場となる2カ所には縦2メートル・横3メートルの三角柱型モニュメントを設置。双方のモニュメントは85年前に起こった北伊豆地震による地層のズレを表現している。

 モニュメントの壁面では漆やしっくいなどを利用するのも同作品の特徴。素材について住さんは「自然素材が持つ本来の美しい表情を知ってもらいたく、今回の素材に選んだ」と話し、制作には2年の歳月を要したという。

 今回の作品制作に関して住さんは「丹那盆地はその地形や大きさが自分の手のひらに収まるのではないかと思えるほど適度なまとまりを持った地形の盆地。このモニュメントやイベントを通して丹那地域の風土と歴史に触れてもらいたい」と話す。

 7月13日現在、60万円の目標額に対して90%の約54万円が集まり、募集終了までは2週間を残している。住さんは同募集に関して「当初より支援の声が上がりとてもよく進んでいるが、あと一息。残り少ない日数だが、多くの人の賛同の声を集めていきたい」と呼び掛ける。

 募集は7月27日11時まで。

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