伊豆経済新聞の2017年PV(ページビュー)ランキングに輝いたのは、沼津・戸田(へだ)地域の名産品タカアシガニを楽器にした「タカアシガニリドゥ」を伝える記事だった。
ランキングは、1月1日から12月27日に配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1.沼津・戸田特産タカアシガニ使った楽器、地域おこし協力隊員が考案(7/26)
2.伊豆から「泳いで」日本一周の旅 福岡県出身の20代女性が挑戦(7/29)
3.「伊豆トレイルジャーニー」開催迫る トレイル通して地方に「文化」を(12/7)
4.三島に倉庫利用したバーベキュー専門店 空きスペース・時間使う新ビジネス(4/6)
5.沼津の公園内に「泊まれる公園」ホテル 空中に浮くテントも(10/11)
6.道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」でオープニングイベント 「写真地引網」企画も(4/13)
7.三島で「全国コロッケフェスティバル」 全国22の「ご当地コロッケ」が出場(9/22)
8.土肥の木材店が「木材マルシェ」 家業を継いだ女性社長が「女性目線」で企画(11/14)
9.伊東・東海館で「ミス八重姫」コンテスト 「地元が好きすぎる」元バスガイドに栄冠(3/6)
10.「伊豆の門目指す」道の駅ゲートウェイ函南 伊豆の「魅力握る」すし店も(4/29)
1位に輝いたタカアシガニリドゥの動画再生は、フェイスブックのみの公開だったにも関わらず多くの反響があり、海外のネットユーザーからコメントが寄せられるなど注目を集めた。
同楽器を制作・演奏した北川和樹さんは「動画をきっかけにタカアシガニ楽器だけでなく、自身の演奏しているディジュリドゥにも興味を持ってもらえた。今回たまたま3メートルを超えるタカアシガニを手に入れることができ、さらにクオリティーの高い楽器が作れた。今後も音楽と戸田の魅力を発信していければ」と話す。
2位以下にも地域資源を生かした活動など、伊豆の新しい価値を活用した動きが目立った。伊豆経済新聞は今後も新しい伊豆文化の動向に注目していきたい。