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三島で夜の指輪製作体験サービス 謝罪の「ごめんねリング」も

「男性の気持ちを伝える手助けができれば」と話す鈴木さんと青木さん。

「男性の気持ちを伝える手助けができれば」と話す鈴木さんと青木さん。

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 三島の指輪工房「amahoshi(あまほし)」(三島市本町)が10月16日、新サービス「ナイトコース」を始めた。

「I am so sorry」とメッセージされた「ごめんねリング」

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 鈴木晴史さんと青木景子さんの2人が今年7月にオープンした同店。10坪ほどの店内には、体験製作ブースとカフェスペースを併設する。鈴木さんが指輪の製作・教室を運営し、青木さんがカフェのサービスを提供する。

 東京や京都で金属工芸職人として独立した鈴木さんは、三島でオープンした理由について「近隣の熱海や箱根も検討していたが、生活に根付いたにぎわいがあり、ほどよい大きさの町と感じた。駅前にも自然を感じる施設もあり、この町で仕事をしたいと感じた」と話す。

 新サービスは、男性を対象としたもので、18時以降に店舗を貸し切って指輪製作をサポートする。所要時間は素材によって異なるが1時間~2時間。指輪製作後には鈴木さんによる20文字までのメッセージが入る。料金は通常の料金にプラス1,000円。文字入りのメッセージ時間内のビールもしくはソフトドリンクのサービスが付く。

 鈴木さんは「男性にとって指輪は婚約や結婚の時に触れるだけで、日常での接点がとても少ない。今回は4,000円程度で購入できるリーズナブルなものも用意している。ただ日中は店を開け広げているため周りの目も気になる。男性にとって作りやすい環境を作りたいと考えた」と話す。

 青木さんは「日常の感謝の気持ちや記念日のメッセージに使うなど用途の幅が広いのが指輪。普段は言えない感謝の言葉、さらに気まずいときに謝罪の言葉を刻印をする『ごめんねリング』なども需要があると思う。指輪などプレゼントされると気まずい雰囲気も和らぐのでは」とほほむ。

 「結婚や記念日だけでなく、気持ちを表現する道具としてリングを使ってもらえれば。贈る側の気持ちを考え自分と向き合うことで、より2人の距離が縮んでほしい」とも。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。ナイトコースは要予約。

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