修善寺駅近くの「修善寺Share」(伊豆市柏久保)で6月26日、伊豆市フリーペーパー「KURURA(くるら)」の勉強会が始まった。
KURURAは地元の小学生・中学生たちが中心となって制作するフリーペーパーで、今年で7回目。参加児童・生徒は取材先の選定や取材、挿絵のイラストやデザイン構成などをプロのアドバイスを受けながら制作していき、子ども目線で地域の魅力を発信していく。
この日は勉強会の1日目として、地元の小中学生18人が「取材の方法」を学んだ。講師は伊豆経済新聞の榎昭裕編集長で、取材の流れや事前準備のレクチャーを受けたほか、友人を取材するワークショップも行った。
参加した中伊豆小学校4年の伊藤友莉果さんは「ただ話を聞くだけでなく、さまざまな意味や理由を聞くことで文章が伝わることがわかった」と感想を話す。同じ小学4年の小野寺雫羽さんは「今後イラストレーターやデザイナーのアドバイスを聞きながら、地元の人も知らない地域の魅力を発見していきたい」と今後の展望を話した。
取材は8月頃に行い、完成は12月を目指す。