「熱海国際映画祭」実行委員会は6月24日、春日町にあるカフェバー&ゲストハウス「ennova(エンノバ)」を第2会場に決定したと発表した。
6月28日~30日に開催する同映画祭。昨年は市内8カ所で映画80作品の上映やトークショーなどが行われた。
同映画祭実行委員会と熱海市は、動員不足による債務問題で対立。実行委員会は分裂し、問題を抱えたまま、短編映画24作品の上映場所を探していた。
第2会場となった「エンノバ」オーナーの小口真世さんは「映画祭の問題は知っていたが、このまま上映会場が見つからず、映画が上映されないまま、監督やスタッフが悲しい思いを抱えて終わるのが嫌だった。応募いただいた作家や作品に全く非はないため、何か自分にできることはないかと考え、もし会場が見当たらないのであれば自分の経営する店舗を無償で貸し出したいと申し出た」と話す。
小口さんは「現在、上映会に向けて準備を進めている。優先したいのは、作品とそれを作った監督やスタッフ、作品のファンになってくれる人たち。交流の場を提供したい。この会場を提供することで、映画祭の文化を絶やさず続けていければ。当日はコーヒーやビール、ポップコーンなどを用意して売店のおばちゃん気分で楽しみたい」とほほ笑む。
映画祭の開催日時は、第1会場=ホテルサンミ倶楽部(同市和田浜南町)、6月28日11時~、第2会場=エンノバ、29日10時~。