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沼津の高校生が「ヌマショップ」 地元企業と連携し「売り方」を学ぶ

コラボレーション商品を販売する生徒たち

コラボレーション商品を販売する生徒たち

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 地元高校生らによる販売会「沼商屋(ヌマショップ)」が12月13日・14日、サントムーン柿田川(清水町)で行われた。

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 静岡県立沼津商業高校の総合ビジネス課経営コース3年生31人による販売実習。19年目を迎える今回は、清水町ゆうすい未来機構と清水町産業観光課のサポートの下、同施設で初めて開催された。

 6月から商業に関する専門家を招き、創業マーケティングの基礎、POP、プレスリリースの書き方やマナー研修のほか、地場産品の魅力を知るため、清水町特産の緑米(みどりまい)の特徴を知るための授業も行った。

 今年は清水町や沼津市などにある15の企業と連携し、仕入れから販売まで高校生が担当し、地場産品の販売や、高校生と企業のコラボ商品の販売を行った。販売品目は「栗原商店」(清水町伏見)のところてんや、「デリ-シオ・キッチン」(清水町久米田)の手製弁当、メゾン・ド・リブレ(富士市)とまるも茶店(沼津市)と作ったプリンなどの商品が並んだ。

 生徒の江間大地さんは「去年までは沼商カラーの紫色のプリンだったが今年は趣向を変えた。販売実習はとてもいい経験。楽しいし、売れると気持ちいい」と話す。

 担当教諭の湯川司さんは「それぞれの企業が丹精込めて作った商品。生徒にはその思いをしっかりと感じ取ってほしい。釣り銭や冷蔵庫など、去年の先輩の売り上げが運営費になっている。感謝の思いを持って販売実習に臨んでほしい」と話した。

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