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伊豆高原「桜のトンネル」今年も盛況 アジアからの花見客も増加傾向

名物になっているサクラのトンネル

名物になっているサクラのトンネル

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 伊豆高原駅周辺(伊東市八幡野)や大室山さくらの里(伊東市富戸)で4月5日、「第38回伊豆高原桜まつり」が閉幕した。

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3月14日から開かれていた同イベント。開花時期の異なる数種類の桜で、3ステージに分けて行った。

 ステージ1は駅周辺の「大寒桜」(3月14日~20日)、ステージ2は駅から約3キロ続く「桜並木」(21日~4月3日)、ステージ3は大室山麓の「さくらの里」(4月4・5日)と、それぞれ異なるサクラの姿が垣間見られ、多くの来場者の目を楽しませた。

 ステージ2の「桜並木」は伊豆のサクラの名所。ソメイヨシノの並木が作り出す「桜のトンネル」が見事で、全国から花見客が集まる名所。今年は開花が遅れていたが、3月30日ごろ気温急に上がり一気に満開となった。

 しかし、見頃を迎えた4月5日に雨が降り、強風も相まって当日は桜吹雪に。雨の中でも多くの家族連れやカップル、バスツアー客が舞い散る桜の中を歩き、春の終わりを惜しんだ。

 近年は国内の旅行者だけでなく海外からサクラの時期に来日する観光客も多く、会場では時折、日本語の会話に交ざり中国語、韓国語が聞こえてくるという。

 駅構内の伊豆急トラベル伊豆高原の佐藤さんによると、「中国、韓国、台湾からお花見にくる客が増えている。以前はツアー客が多かったが、ここ数年は個人旅行の若者が多い。日に10件以上、花見の場所やバスの乗り方などの案内を行った」と話す。

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