弁当店「農福にじかけ食堂」(三島市北田町)がオープンして、6月1日で2カ月がたった。
「日替わりお弁当」 = 三島に弁当店「農福にじかけ食堂」 農福連携で地域と障害者つなぐ
障害福祉サービスを展開するNPO法人「にじのかけ橋」(三島市平田)が運営する同店。今年で15年目を迎える同NPOは、就労継続支援B型事業所やグループホーム、カフェ、シイタケファームなどを運営し、約100人の利用者と約50人の職員が関わる。現在は、障害のある人と地域をつなぐ「農福連携」に力を入れているという。農林水産省の農福連携等応援コンソーシアムが主催する「ノウフク・アワード2025」では優秀賞を受賞した。
同店は三島市役所近くの住宅街に位置する。以前は500円のバイキングを10年以上営業していたが、コロナ禍をきっかけにカフェへ移転。空き家となっていた場所を活用し、弁当販売店として再スタートした。
メニューは、「日替わり弁当」(550円)や「酵素玄米弁当」(850円)、「塩こうじサラダチキンのサラダボウル」(850円)など。発芽酵素玄米や腸活を意識したメニューを特徴とする。
弁当は、同NPOが運営する「にじかけカフェ」で製造。利用者が店頭で接客するほか、徒歩圏内の近隣への配達も行う。野菜は、同NPOが栽培したものや県内農家から仕入れたものを中心に使用。栽培過程で出る規格外野菜も活用し、フードロス削減にも取り組む。
同NPOの鈴木涼太副理事長は「障害のある人たちと地域との架け橋になれたら。弁当を通して、いろいろな人とつながりが生まれている。若い世代にも福祉の仕事や活動を知ってもらいたい」と話す。
営業時間は11時~13時。土曜・日曜・祝日定休。