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沼津ラクーンで「チームラボアイランド」 子どものクリエーティブ育てる

自身の描いた絵を持つ女児と、デジタル化されたクラゲ

自身の描いた絵を持つ女児と、デジタル化されたクラゲ

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 沼津ラクーン(沼津市大手町)で8月1日から、イベント「チームラボアイランド 学ぶ!未来遊園地」が開催される。「チームラボ」(東京都文京区)が企画・制作を手掛ける同イベントは、県東部初の開催となる。

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 期間中、昨年静岡市内で行われたイベントよりも2つ多い5つのデジタルテクノロジーを駆使した作品を展示。紙で描いた魚の絵をスキャナーで読み込み、巨大なスクリーンに映し出す「お絵かき水族館」をはじめ、「天才ケンケンパ」「まだかみさまがいたるところにいたころのものがたり」など、子どもたちが体験しながら興味関心を持たせるさまざまな仕組みを用意する。

 企画を担当するチームラボキッズの桑原葉子さんは「子どもたちが活発に遊びながらアート作品に触れるのは日本の美術館では少ないこと。その機会創出をデジタルテクノロジーで実現するのとともに、子どもたちにクリエーティブとチームの力を育てるのも、このイベントの目的」と話す。

 オープン1日前のこの日は、沼津梅花幼稚園の園児25人らが招待された。参加した女子園児は「自分の描いたくらげが自由に動いて不思議に思った。まるで生きているみたいで楽しい」と感想を話した。

 夏休み中の開催のため混雑が予想される同イベント。桑原さんは「閉館前の15時ごろが来場のポイント。会期終盤になると駆け込み需要があるので、会期前半がゆっくり遊べるのでは」とも。

 開場時間は10時~16時30分(最終入場16時)。入場料は、中学生以上=1,200円、小学生以下=700円(2歳以下無料)。8月31日まで。

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