沼津の西浦地区で9月初旬、「西浦レモネード」の収穫が始まった。
西浦レモネードは、レモンに近い品種とされ、レモンやゆずのような香りで、皮に苦味がなく丸ごと食べられるのが特徴。例年、9月初旬から2月ごろまで収穫される。
皮は出始めが緑色で、冬になるにつれて徐々に黄色に変化していき、市内では時期に合わせて商品の提供が行われる。
バー「ラジオステーション」(沼津市大岡)では、9月9日から、西浦産のレモネードを使ったカクテルの提供が始まった。
同店では、地元食材を使うことがテーマのイベント「沼津自慢フェスタ」をきっかけに4年ほど前から西浦産レモネードを使ったカクテルを提供している。
カクテル「西浦レモネードを使ったウオッカレモネード」(900円)はレモネードを2分の1個使い、ウオッカと少量のはちみつで仕上げている。同店ではノンアルコールの「西浦レモネードを使ったレモネード」(700円)の提供も行っている。
金刺さんは「レモンを半個使うとかなり酸っぱくなるが、この時期のレモネードならちょうどいい。後味がよくフルティーで、程よい酸味が今の季節にぴったり。ぜひ味わってほしい」と話す。
営業時間は20時~翌3時。火曜定休。