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三島南高校が春のセンバツ初戦に挑む 創部100年目にして甲子園初出場

応援する三島南高校の生徒たち

応援する三島南高校の生徒たち

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 第93回選抜高校野球大会で3月20日、静岡県代表の三島南高校(三島市大場)が出場し、鳥取城北高校(鳥取県)との試合を行った。

今回の応援のために制作されたうちわ

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 同校は1919(大正8)年三島町立三島商業学校として創立。野球部は1921(大正10)年に設立し、今年で創部100周年となる。今回の出場は21世紀枠の出場であり、野球部として100年目にして初の出場となる。

 新型コロナウイルス感染症予防のため、全校生徒および関係者全ての観戦を見送り、一部関係者を除く生徒たちおよそ100人は、同校体育館のパブリックビューイングで応援うちわを持って応援。好プレーが動いた度にうちわをたたく音が体育館を響かせた。

 吹奏楽部による演奏は、あらかじめ録音をしたものを現地で再生するなど、コロナ禍ならではの工夫がされた。

 試合が動いたのは2回ウラ。2年生の富岡創選手の犠牲フライで1点先制。5回オモテには鳥取城北の畑中未来翔選手のタイムリーヒットなどがあり3点が入り逆転。その後、6回に1点を返すも9回に鳥取城北が追加点を入れ、6対2で三島南高校は初戦で敗れた。

 試合を応援していた同校2年生の原圭吾さんは「勝敗ではなく、この場にいることができて嬉しい。100周年という節目で歴史や伝統を大事にしていきたい」と話した。

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