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沼津の地中海レストランが早めの夏季営業スタート 北海道との2拠点営業で

「この景色は地中海に似ている」と話すギャラガー夫婦

「この景色は地中海に似ている」と話すギャラガー夫婦

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 沼津の地中海レストラン「EZO SEAFOODs Summer(エゾ・シーフード・サマー)」(沼津市口野)が5月1日、今シーズンの営業を始める。

イカ墨シーフードパエリア

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 オーナーのジェームス・ギャラガーさんと高岡・ギャラガー・恵子さん夫婦が2014(平成26)年にオープンした同店は、地元の魚介類と恵子さんの実家の「EZO FARM」(千葉県)から届く新鮮な野菜を使った地中海料理を提供している。

 元々日本に興味があったというジェームスさんは、日本に留学後、東京のPR会社や広告代理店に11年勤務したがリーマンショックを契機に会社を退職。2009(平成21)年、恵子さんと共に北海道に移住しシーフードレストラン「EZO SEAFOODs」(北海道ニセコ町)を始めた。

 その後、旅行先で訪れた伊豆の美しさに触れ、2014(平成26)年、北海道と沼津で2拠点生活をスタート。海の目の前にある物件を見つけ、夏季限定の店舗「EZO SEAFOODs SUMMER」を開業した。

 これまで沼津の店は6月~8月に営業していたが、今年はコロナ禍の影響で北海道の店に海外からの客が来なくなったのと、新型コロナウイルスの拡大などの心配もあったことから通常3月末まで営業する北海道の店を1月末でいったん閉め、2月、沼津に移動した。

 メニューは「イカ墨シーフードパエリア」(2,600円)と「伊勢エビシーフードアクアパッツァ」(3,600円)、自家製アンチョビや自家製フレッシュチーズなどを使った「地中海風ピザ」(2,400円)。旬の食材を使った月替わりの生パスタのほか、今年はデザートにも力を入れ「本日の手作りデザート」(600円)も提供する。

 2人は「このエリアの良いものを積極的に使い、メニューに活用している。もっと地のもの旬のものを出したいと今年は月替わりパスタも始める。世界各国を旅行しているが、この店の窓からの景色は地中海と同じ景色。伊豆のおいしい魚と美しい景色を楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~14時30分。5月・6月は土曜・日曜・月曜営業、7月~9月は水曜~日曜営業。

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