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沼津市内各地で映画「そして、優子Ⅱ」ロケ撮影始まる 

主人公・優子役の瀬戸みちるさん(中央)と大川航さん(左)

主人公・優子役の瀬戸みちるさん(中央)と大川航さん(左)

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 沼津が舞台の映画「そして、優子Ⅱ」の撮影が4月6日、沼津市内で始まった。

撮影風景

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 「子どもは親を選べない」という「親ガチャ」をテーマに、高校3年生の優子と暴力団組員の父親との絆を描くヒューマンストーリーの同作品。ロケ撮影は、沼津市中心部をはじめ、淡島、重須、西浦、旧静浦小学校など。

 監督の佐藤竜憲さんは、Aimer(エメ)さん、絢香さん、May.J(メイジェイ)さんのミュージックビデオや、映画「惑星ミズサ」、ドラマ「ホメられたい僕の 妄想ごはん」などを手がけたことでも知られる。主人公・優子の父親役は柳憂怜さんが務め、優子の同級生役には沼津市出身の大川航さんが、優子の教師役は沼津市出身の藤木由貴さんが務める。

 同作品プロデューサーの沖正人さんは「7年前に別の映画の撮影で沼津を訪れたことがあり、沼津の景色を覚えていたため、監督に沼津でのロケを提案した。ストーリーと沼津の風景が一致した」と話す。

 沖さんによると、同作品は完成後、国内上映だけでなく、英語字幕を付け、国内外の映画祭出品も予定しているという。一般公開は年内もしくは2023年を予定している。

 藤木由貴さんは「先生役は初めてなので興奮した。優子は友達と群れず、自立した芯の強い役どころ。沼津が舞台なので、全国のたくさんの人に見てもらいたい。映画を通じて家族のありがたみなども感じてもらえたら」と話す。

 沖さんは「映像を作る独自の理論を持っている監督なので、幻想的で美しい沼津が見られると思う。映画を見て、沼津に行ってみたいと思ってもらえたら」と話す。

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