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沼津の「のっぽ」が復刻版パッケージ ソウルフードで沼津市制100周年祝う

冨田さんと復刻版限定パッケージの「のっぽ」

冨田さんと復刻版限定パッケージの「のっぽ」

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 パンの製造・販売を行う「バンデロール」(沼津市西島町)が4月1日、「のっぽ(クリーム)」復刻版限定パッケージの販売を始める。

復刻版限定パッケージの「のっぽ」【関連画像3枚】

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 1978(昭和53)年に「ヌマヅベーカリー(NB)」が販売を始めた同商品。長さ34センチの細長い菓子パンと飽きのこない味、キリンのパッケージが人気でロングセラー商品となったが、工場の老朽化と事業再編によるパン小売り事業撤退により2007(平成19)年7月に製造を終了した。

 ファンからの再販の要望を受け、関連会社の「バンデロール」が2008(平成20)年4月に直営店での販売を再開した。定番4種類のほか期間限定商品など、これまでに約200種類を販売している。賞味期限が短く、全国展開できないことから沼津周辺でしか流通されていないご当地パンで「沼津のソウルフード」といわれている。

 今回の商品は、2007(平成19)年のNB時代最後のパッケージを再現した。「NUMAZU CITY 100th Anniversary 復刻版」の文字も入れた。

 同社の冨田正昭さんは「沼津市制100周年と『のっぽ』45周年を静岡の人にアピールしたい。昔ののっぽを知っている人には懐かしく、知らない人にはこういうパッケージだったんだと、のっぽの歴史を知るきっかけにしてもらえたら」と話す。

 同社直営店や県東部のスーパー、コンビニ、ドラッグストアや駅の売店などで販売する。7月31日まで。

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