沼津市のご当地バーチャルキャラクター「西浦めめ」が8月7日、「ぬまづの宝100選広報大使」に任命された。

西浦めめ（左）と千浜ちもさん

　西浦めめは、駿河湾の深海に住む深海生物のメンダコで、人間に変身する技を覚え、人間の姿でこっそり沼津の街に遊びに行くという設定で活動。
3月19日にデビューし、ユーチューブ上で3月24日から沼津市制100周年にあたる7月1日にかけて「ぬまづの宝100選」を紹介する「ぬまづの宝100選めめぐり！」を投稿してきた。

　8月7日、バーチャル空間で行った任命式の様子が沼津市と「西浦めめ」双方のユーチューブチャンネルで公開された。西浦めめが頼重秀一沼津市長から広報大使任命証を授与された。広報大使任命と同時に公認キャラクターとなった。

　市広報課の杉山秋乃さんは「『ぬまづの宝100選』紹介動画を市制100周年記念日の7月1日に向けてカウントダウン形式で紹介してくれているのを見ていて、何か一緒にできたらいいなと思っていた。新しい『ぬまづの宝100選』を発表し、今後冊子を作ったり講座をしたりしていく予定。インターネットでの広報活動があまりできていなかったので、めめちゃんに広報大使になってもらい、若い世代にも情報を届けられたら」と話す。

　西浦めめを操るブイチューバーで市職員の千浜ちもさんは「私よりファンの人たちが喜んでくれて、お祝いの言葉がたくさん届いて驚いた。新しい『ぬまづの宝100選』をユーチューブの生配信で紹介し、100選の地を巡るのに役立つグッズを作れたら」と話す。