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修善寺で「修善寺バーガー」 地場産のワサビやアマゴ使い「産地」アピール

修善寺バーガーを頬張る下山社長

修善寺バーガーを頬張る下山社長

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 伊豆産のアマゴを使ったハンバーガー「修善寺バーガー」シリーズの提供が7月16日、修善寺の温泉場に近い飲食店「あまご茶屋」(伊豆市修善寺町)で始まった。

修善寺バーガー4種

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 同店は伊豆市でアマゴの養殖とワサビの栽培を行っている下山養鱒場(伊豆市大平)が運営する飲食店。アマゴやワサビを使ったメニューが人気で、多くの観光客が訪れていたが、昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響で、修善寺に訪れる観光客が激減。下山明社長は「観光客の減少や外食の自粛の影響もあり、売り上げは前年比の85%ダウンとなり、この時流を乗り切る策を考えないといけない事態になった」と言う。

 「以前、ご当地の食材を使ったサンドイッチが好評で、地場産食品を使った商品を開発したいと長年思っていた。修善寺のある伊豆市はアマゴやワサビ、シイタケにシャモなど品質の高い食品があるが、この土地ならでは、という知名度がない。今回はその点でも修善寺らしい商品を作りたかった」と話す。

 提供するハンバーガーは、アマゴのフライとオリジナルソースのかかった「あまカツ」(648円)、ワサビのピクルスをトッピングした「あまカツわさび」、伊豆シイタケのコロッケバーガー「しいコロ」、ワサビのピクルス付き「わさコロ」(以上756円)の4種。テークアウトだけでなく店内でも食べることが可能となる。

 下山さんは「片手でテークアウトしながら食事をすることで、店内での密を避けた食事が可能となる。今後はこのバーガーの規格を温泉場の飲食店と共有し、店舗の食べ歩きや比較できる環境をつくっていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~14時。水曜定休。

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