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三島のカフェで写真家の仕事展 原点のフォトコラージュも

数々の展示物と自身の原点である卒業アルバムを持つ行貝さん

数々の展示物と自身の原点である卒業アルバムを持つ行貝さん

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 三島広小路駅から近いカフェ「waltz.wine cafe_ gallery(ワルツ ワインアンドギャラリー)」(三島市緑町、TEL 055-972-3572)で現在、「となりの仕事部屋 第9巻 境界」が行われている。

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 同企画は 併設するDilettantecafe(ディレッタントカフェ)」のオープン10周年企画として開くもので、仕事論を主なテーマに据え、三島周辺の作家やアーティストだけでなく、特色ある職業を持った人を特集。全12回を予定し、今回で9回目。

 今回は写真家の行貝チヱさんが主体となり、テーマは「境界」。行貝さんが写真家として約10年活動する中で収めた作品を展示する。日本の原風景と裸体男性をコラボレーションした「Japanude(ジャパヌード)シリーズ」をはじめ、近年では小道具や衣装を多様に追加いながら、非日常的な記念撮影を行う「行貝写真館シリーズ」の展示など。

 会場には撮影した作品のほかに、フォトコラージュの作品なども。展示物には、同級生の写真をレンズ付きフィルムで撮影し、制作した卒業アルバムも。現在は写真家として活動するほか、東京フォトコラージュ協会の会長として、ワークショップなども開催している。

 行貝さんのコラージュはデジタルではなく、カッターとのりを使ったもの。行貝さんは「コラージュはカッターとのりを使うのみで、小学生にでもできる作業。グラフィックや絵画のような高度な技術を要するものでなく、何度も楽しめるのが特徴」と話す。

 会期中、16日にはフォトコラージュのワークショップも行う予定。「デジタルと異なり切り損じてしまうとやり直しが効かない。しかし、切り損じてしまった部分からの活用するイメージも湧く。その楽しみを今回の企画で触れてもらえれば」と話す。ワークショップは10時30分から。参加費は3,780円(ランチ・お土産込み)。問い合わせは店舗まで。

 営業時間はランチ=12時~14時、ディナー=18時~22時。月曜・火曜定休。5月17日まで。

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