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沼津でフランス発アニメ上映会 「フランスの色」を作るワークショップも

大木真実さん

大木真実さん

 映画上映会&ワークショップ「スキマシネマ『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』上映&WS」が6月28日、NUMAZU DESIGN CENTER(沼津市大手町)で開催される。

映画上映後には「体験・フランスの色をつくるワークショップ」を開催する = 沼津でフランス発アニメ上映会 「フランスの色」を作るワークショップも

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 単館上映作品を中心に紹介する映画イベント「スキマシネマ」(同)が2016(平成28)年から企画する同イベント。街なかにある廃ビルや銭湯跡、夜の公園や商店街の空き店舗など毎回場所を変え、会場に合わせた作品を上映している。

 今回はフランス発の長編アニメーション映画「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」を上映し、鑑賞後には映画の世界観を体験できるワークショップを行う。

 同作品は、フランスのアニメーション監督セバスチャン・ローデンバックの長編デビュー作。グリム童話の原作「手なしむすめ」を題材に、悪魔との契約によって両腕を失った少女が、自らの運命と向き合いながら幸せを見つけていく姿を描く。2016年にフランスで公開され、独創的な映像表現や芸術性の高さで国内外から評価を集めた。

 同作の特徴は、ローデンバック監督が考案した独自の作画技法「クリプトキノグラフィー」。動きの軌跡を重ねながら描くことで、線そのものが呼吸するような独特の映像表現を生み出している。長編作品でありながら全ての作画を監督一人で手がけたことでも知られる。

 上映後には「体験・フランスの色を作るワークショップ」を開催。デザイナーが使用するカラーチップ(色見本)を参考にしながら、フランスの伝統色を絵の具で再現する。併せて「クリプトキノグラフィー」の解説も行い、参加者は映画のワンシーンを描きながら作品世界への理解を深める。

 スキマシネマの大木真実さんは「監督が独自に編み出した手法クリプトキノグラフィー。多くのアニメーション作画は分業で作り上げられるが、この作品はすべて監督たった一人で描いている。背景は絵画のようで抽象的だが、風景が頭に思い浮かぶようなアニメーションが魅力。映画を見るだけでなく、色や表現を通じて作品の世界に触れてもらえれば」と参加を呼びかける。

 開催時間は14時30分~16時40分(上映14時30分~15時50分、ワークショップ16時~16時40分)。参加費は、一般=1,600円、学生=800円、未就学児無料。定員は先着順自由席。申し込みは公式ホームページで受け付ける。

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