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三島で「新しい学び」の講演会開催-シブヤ大学学長を招いて

講演会の様子。地元の学生たちが多くの質問を行った

講演会の様子。地元の学生たちが多くの質問を行った

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 三島のコワーキングスペース「PUZZLE」(三島市大宮町)で7月2日、講演会「新しい学びのカタチ」が開催された。主催はNPO法人サプライズ。

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 同講演会は「新しい学びのカタチ」をテーマにシブヤ大学の学長である左京泰明さんを講師に招く。左京さんは商社で勤務した後、NPO法人グリーンバードの副代表に就任。NPO法人で運営ノウハウの経験を積み2006年、シブヤ大学設立にあたり代表として「学長」に就任した。

毎回各業界の専門家など、社会経験豊富な人々を講師に講師に招く講義スタイルをメーンに、現在は200人ほどのボランティアスタッフが同大学の企画・運営に当たる。これまで1000回弱の講義を開講する規模となった。

 同講演会は、左京さん自身の経験を通してシブヤ大学設立のコンセプトや運営方法、収益源などシブヤ大学の運営を通じて、市民を主体とした学ぶ活動を共有した。

 当日は、約25人が参加。年齢層は高校生から40代の団体職員までと幅広く、三島南高校3年の萱場若菜さんは「現在三島などでボランティア清掃などの活動を行っているが、今回の講演を聴いて現在の活動をより良くするため、ディスカッションやアンケートなどをより取り込んで行きたい」と話していた。

 左京さんは「いつもより若い人が多かった印象。学校の運営については、コンセプトや趣旨が伝わった人たちが集まり、講師を引き受けてくれ、運営ができている。ここで話を聞いた人たちが、今回のことをきっかけにいろいろな活動に役立ててほしい」と話す。

 今回企画を考案したNPO法人サプライズの飯倉涼太さんは「今まで多くの専門家や講演を行ってきたが、三島にも多くの面白い人がいる。シブヤ大学のように多くの人が関係する『カタチ』になってくれれば」と期待を寄せる。。

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