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中伊豆のワイナリーにグランピング施設 相乗効果狙う

グランピング施設でワインを提供するスタッフ

グランピング施設でワインを提供するスタッフ

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 中伊豆ワイナリー(伊豆市下白岩)の敷地内にグランピング施設「NAKAIZU WINERY Hotel & Resort EAST WINDS VILLAGE(イースト ウィンズ ヴィレッジ)」が9月2日、オープンした。

グランピング施設から見えるブドウ畑

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 2000(平成12)年創業の同施設。およそ10ヘクタールの広大な敷地内には、ワイン醸造用のブドウ畑を中心に、ワイナリー・レストラン・ホテルなど設備があり、年間3万本のワインを生産する。

 最盛期で年間およそ10万人の来場者を記録していた。近年は新型コロナウイルス感染症の影響で団体バスなどの利用客が激減し、昨年は最盛期の半数近くまで落ち込んだという。

 グランピング施設は、同敷地内でブドウ畑と乗馬コースを眼下に望む位置にあり、スイートビラ4棟、スタンダードビラ6棟を用意。施設の横にはドッグランを併設している。

 ビラには同施設で生産された赤・白ワインが置かれ、チェックインから22時までは施設内にあるバーでも各種ワインが楽しめるのが特徴。料理はデッキスペースで調理するグリルスタイルで、季節の魚介類や野菜、肉類などを提供。施設広報担当の川口いづみさんは「自身で火を入れるので、ワインを楽しみながら自分のペースで調理をして時間を過ごしてほしい」と話す。

 メインターゲットは中年から高年齢の夫婦。川口さんは「ブドウ畑に囲まれ、とても静かな場所。夜は満天の星や、季節の風を楽しむことができる。ワイン好きな方に利用してほしい」と話す。

 価格(夕朝食付き、2人1室の1人料金)はスタンダードビラ= 2万7,000円~、スイートビラ=4万500円~。

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