テディベアの作品展「ちいさなくまの世界 2026」が9月18日、現在、自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「チャトラコーヒー」(沼津市大手町)2階のギャラリー「チャトラ『プレイス』」で始まった。
展示の様子 = 沼津で「ちいさなくまの世界」 テディベア35体、作家と教室の作品展示
同展は、沼津市でテディベア教室「さくらんぼベア」(三芳町)を主宰する坂元あゆ実さんが企画。テディベア作家として活動する坂元さんの作品に加え、教室に通う生徒の作品や、教室から作家としてデビューした人の作品などを展示・販売する。会場には、生徒の作品約20点、坂元さんの作品15体など、さまざまな表情や大きさのテディベアが並ぶ。
会場では、テディベアが完成するまでの工程をパネルで紹介。布の裁断から縫製、綿詰め、顔の表情を作る工程など、普段は見ることのできない制作過程を紹介し、「どのようにして一体のテディベアが生まれるのかも楽しめる展示にした」という。
坂元さんが初めてテディベアを知ったのは、大人になってから訪れた伊豆高原の「伊豆テディベアミュージアム」がきっかけ。「こんなにかわいいものがあるんだ」と興味を持ち、1999(平成11)年ごろ、NHKの番組「趣味悠々」で放送されたテディベア作りを見て、「自分で作れるんだ」と制作を始めたという。
当初は独学で制作していたが、その後、東京の教室に約7年通って基礎から学び、講師資格を取得。テディベア作家と講師としての活動を続けてきた。
現在は対面とオンラインで教室を開き、10人ほどの生徒が通う。生徒の年代は10~60代と幅広く、中学2年生の生徒もいる。
テディベアの魅力について、坂元さんは「作っている時から癒やされる。完成したベアは、相棒のような存在になって、隣にいてくれるだけでホッとする」と話す。
制作する人によって、完成するベアの表情や雰囲気も異なるという。「おしゃべりしながら作る人もいれば、黙々と作る人もいる。その人の内面が作品に表れる。飼っているペットに似ていたり、自分や家族に似ていたりすることもある」と坂元さん。
「テディベアは見る人によっても感じ方が違うし、作る人によって一体一体全く違うものになる。いろいろなクマに出合いながら、ゆっくりした時間を過ごしてもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~17時。入場無料。今月29日まで。