食べる 暮らす・働く 学ぶ・知る

戸田でトロール漁解禁 タカアシガニ3年ぶり初日に水揚げ、エビ類は好調

トロール漁の様子(写真提供=深海魚直送便)

トロール漁の様子(写真提供=深海魚直送便)

 沼津市戸田で9月12日、トロール漁(底引き網漁)が解禁され、深海に生息するタカアシガニやエビ類などが水揚げされた。タカアシガニが解禁初日に水揚げされるのは3年ぶり。

日出丸で取れたエビ = 戸田でトロール漁解禁 タカアシガニ3年ぶり初日に水揚げ、エビ類は好調

[広告]

 トロール漁は、船の両側から約1500メートルのロープを伸ばし、その先に袋状の網を付けて海底を引くようにして魚介類を捕獲する漁法。毎年9月上旬に解禁され、翌年5月中旬まで漁が行われる。

 今季の初日は5隻が出漁。午前3時過ぎに戸田漁港を出港し、土肥沖で漁を行った。14時ごろから順次帰港し、タカアシガニ27杯とエビ類、夢カサゴなどを水揚げした。

 船別の水揚げ量は、海光丸=約500~600キロ、日出丸=約400キロ、福徳丸=約120キロ、清進丸=約60キロ、水八丸=約50キロ。

 海光丸では、本エビを中心に水深200~300メートルの海域で漁を行い、エビ類などを水揚げ。トロエビ(本エビ)は、ここ数年で最も水揚げが良く、大きさもそろっているという。夢カサゴも多く水揚げされた。

 一方、今年はクラゲが大量に発生。網がクラゲの重みで持ち上がらなくなるほか、水揚げした魚介類にも大量のクラゲが付着するため、選別作業に時間がかかっているという。漁師によると、クラゲが多いのは水温が高いことが理由とみられる。

 戸田は「深海魚の聖地」とも呼ばれ、トロール漁ではタカアシガニのほか、メヒカリ、メギス、エビ類など、さまざまな深海魚が水揚げされる。水揚げされた魚介類は、地元の飲食店や沼津魚市場などに出荷される。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL