商業施設「沼津ラクーン」(沼津市大手町3)8階の特設会場で11月7日・8日、パフォーマンス集団「Scale Laboratory(スケラボ)」の設立10周年を記念する「スケラボ大感謝祭」が開かれる。
同団体は2016(平成28)年、代表の川上大二郎さんの自宅でのデッサン会から発足した。川上さんは過去に舞台監督として都心を中心に活躍してきたが、商業的な枠組みにとらわれない表現の場を沼津で模索してきた。現在は地元のアーティストらを巻き込み、使われていない遊休空間にパフォーマンスアートを通じて新たな価値を生み出す活動を続けている。
今回の感謝祭はオールナイト形式で開催。会場では、多色刷り版画を体験できるワークショップをはじめ、コンテンポラリーダンスや演劇のプレ公演、ポッドキャスト番組の公開収録などを次々と展開。活動の原点であるデッサン会は深夜に行う。
川上さんはこれまでの活動を振り返り、「商業的には分かりにくい表現であっても、自分たちが見せたいものを発信してきた」と話す。一見すると価値が見いだしにくい場所であっても、アーティストが入り込むことで新たな価値を最大化できるという。「今後も15年、20年とスケラボを続け、多様性を許容する世の中に貢献していきたい」と意欲を見せる。
開催時間は7日15時〜8日13時。入場料は500円(ワークショップ参加費は別料金)。