伊豆経済新聞の2016年上半期PV（ページビュー）ランキングは、「熱海の「秘宝館」来場者3割増で人気」記事が1位に輝いた。

　ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPV数を集計したもの。上位10位は次の通り（カッコ内は掲載日）。

1.熱海の「秘宝館」来場者3割増で人気　「明るいエロチシズム」目指す（1/5）　
2.NHK「ブラタモリ」が熱海特集　せっけん使わないタモリさんがせっけんで実験（1/15）
3.三島の大通りで「ディズニーパレード」　ディズニーシー15周年の一環として（1/18）
4.三島でディズニーパレード　700メートルのパレードに約6万人（5/30）
5.伊豆・長泉に「漫画8000冊」のシェアマンション　「引きこもり確定」懸念も（3/1）
6.伊豆箱根鉄道に「ラブライブ！」ラッピング車両　新作アニメ応援企画で（5/28）
7.稲取で奇祭「どんつく祭」　2000年続く「子孫繁栄」願う（6/3）
8.長嶋茂雄さんが43年ぶりに大仁に再訪　「長嶋茂雄ロード」完成記念して（5/4）
9.熱海秘宝館の「マーメイド」、30年ぶりに復活　「以前よりも美人」に（3/18）
10.三島のワインバー、店内が「森」に　開店1周年で「成長」表現（1/25）

　1位と9位にランクインした熱海秘宝館の施設関係者は同ランキング結果を受け、「とてもうれしい。全国に唯一現存する秘宝館となって1年半。ネットだけでなく多数のメディアに当施設のよさを伝えてもらった」と話す。

　最もPVが多かったのは、「熱海から帰った息子の様子がおかしい」と書いてあるだけのユニークなポスターを紹介した秘宝館記事の関連画像。関係者は「評判はとてもよく、来館者の話題にもなった。ポスターの位置について聞いてくる人もいた」と話す。

　一方、加熱した人気の弊害で6月20日ごろ、件のポスターが盗難にあう事件が発生。現在は「心のパンツがはじけ飛ぶ。」と書いてあるだけの別のポスターを掲出しているが、来場者は「どちらも意味深で面白いが、前作のほうが印象的だった」と話す。

　同施設関係者は今後について、「常に変化と来場者を楽しませる仕組みやイベントを考えていきたい。今後は別のアプローチで来場者を楽しませる仕組みを作っていきたい」と意欲を見せる。