地方・地域に根ざしたポッドキャスト番組「ローカルポッドキャスト番組」に関連する人や団体を対象としたイベント「みんなのポッドキャストフェス」が9月22日、プラサヴェルデ（沼津市大手町）で開催される。

　実行委員の一人、中野あゆみさんは「ポッドキャストは動画と異なり、何か行いながら聴取できる気軽さ、参入しやすさが特徴。テレビ番組と異なり、制作の手軽さから地方をテーマにする番組も多く、種類も多い。そうした番組に着目し、制作者たちが集まるフェスを開けば楽しいのではと考え、今回のイベントを企画した」と話す。「距離が近く親近感が沸くのがローカルポッドキャストの特長。地方の良さをよく捉え、会いたくなるような番組が多い。ついつい家事中に、深くうなずいたり、共感して笑ってしまったりする」とも。

　イベントではポッドキャストや関連団体がブース出展するほか、各ポッドキャスト番組の公開収録やセミナー、ポッドキャストの番組制作ワークショップなどを行う。

　併せて、地方・地域に根ざしたポッドキャスト番組を対象にした「わたしの推しキャス」表彰式を開催。プレゼンターにラジオパーソナリティーの秀島史香さん、頼重秀一沼津市長を予定している。

　現在、「推しキャス」番組を、自薦・他薦を問わず募っている。現在までに30番組ほどに「推薦があった。実行委員のMAYUKAさんは「まだまだ魅力のある番組があるはず。多くの作品を募集している。魅力のある番組ともっと出合いたい」と話し、締め切りを7月22日から1週間ほど延期して7月31日23時59分まで受け付ける。

　今後について、中野さんは「魅力ある番組や人に、このイベントを通じて出会ってもらえれれば。継続的にイベントを行いながら、ローカルポッドキャストの可能性を模索したい」と話す。

　開催時間は10時～16時。入場無料。