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沼津に週末のみオープンする居酒屋 「ちょい飲み」需要で商店街に活気

「華味 flat」の関口さん夫妻

「華味 flat」の関口さん夫妻

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 居酒屋「華味 flat(ファーウェイ・フラット)」(沼津市大手町)が沼津仲見世商店街(沼津市大手町)にオープンして1カ月が過ぎた。オープン日は6月4日。

週替わりで提供されるメニュー

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金曜・土曜の夜のみ営業する同店は、「華味」(大手町)の料理長が作る中国料理のおばんざいとクラフトビールやワイン、紹興酒などを提供する。カウンター席6席と立ち飲み席を用意する。

 オープンのきっかけについて、同店の関口沙織さんは「コロナの影響で『華味』の宴会などのキャンセルが相次ぎ、それに対して何かできないかと考えていた。ちょっと飲んで、ちょっと食べてができる店があるといい、という社長の思いもあり、弁当や総菜を販売している仲見世のテークアウト店『華味shop』の夜の時間帯を活用して、フラットをオープンすることにした」と話す。

 テークアウト店の営業を止めることなく、店内を改装しカウンターなどを備えた同店。立ち飲み用テーブルと3本足で半円形の椅子は「家具工房さんろく工作社」(沼津市足高)のオーダーメードで、日中テークアウト店の営業中は椅子を壁に掛けてインテリアにしている。

メニューは「上海ポテサラ」「豆腐のよだれ鶏ソース」(以上330円)や「国産牛スジ煮込み」(550円)など週替わりの中華料理の小皿料理約8種と、柿田川ブリューイング(沼津市千本緑町)やリパブリュー(沼津市大手町)などのクラフトビール6~7種類、ワイン、紹興酒など。

 同店の関口建男さんは「仲見世商店街は衣料品店など夜は開いていない店が多いが、オープンして1カ月がたち『仲見世の夜が明るくなった』という声も頂いている。中華というと大皿のイメージが強いが、おばんざいスタイルでリーズナブルに本格中華を楽しんでもらえたら。地元のクラフトビールを知るきっかけにもなればうれしい。今後は中国茶やノンアルコールカクテルなども提供していきたい」と話す。

 沙織さんは「お仕事帰りに、食前食後にフラッと立ち寄っていただけたら。この店のファンを増やしていけるよう努力していきたい」と意気込む。

営業時間は17時~22時30分。金曜・土曜のみ営業。

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