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沼津の児童たちが街なか清掃 地元ライオンズクラブと共に240人参加

駅前で清掃活動する児童たち

駅前で清掃活動する児童たち

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 沼津ライオンズクラブのメンバーと地元野球クラブチームの児童・保護者が12月12日、沼津市の市内中心部の清掃活動を行った。

大きなごみ袋を抱えて清掃する児童たち

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 2011(平成23)年から行われていて、今年で10年目。例年、千本浜地区や沼津御用邸で行っていたが、今回は市内中心部を清掃。沼津ライオンズクラブのメンバーと地元野球クラブチームの児童・保護者およそ260人が参加した。

 市内中心部のほか、狩野川沿い沿岸や商店街、沼津中央公園など5チームに分かれ、落ち葉やたばこの吸い殻など多くのごみを回収した。

 大川裕輝会長は「青少年の応援を20年近く活動しているが、応援するだけでなく青少年と活動することで、街なかをきれいにしようという気持ちを共有することを目指した」と清掃活動の目的を話す。

 参加した児童は「たばこの吸い殻など小さいごみが多く、1つだけなら小さいが、みんなで集めると大きなごみとなった。ごみは人間が作ったものなので責任を持って人間が回収したい。今日の出来事を忘れずに、今後も進んでごみ拾いをしたい」と振り返った。

 この事業を担当する三須王左武さんは「将来的に若い世代に奉仕の心、ライオンズクラブの存在意義を知ってもらい、クラブの活動を後年に引き継いでいきたい。時代とともに奉仕の活動は変わり、さまざまな団体が活動してくる。今後も形を柔軟に変化させながら地域に役立つ奉仕団体でありたい」と展望を話す。

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