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沼津でよしもと芸人がうどん店 間寛平さんプロデュース、地元和食店が監修

(写真左から)竹下さん、うえたけさん、さこリッチさん

(写真左から)竹下さん、うえたけさん、さこリッチさん

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 吉本興業のお笑い芸人2人が店長を務めるうどん店が1月12日、オープンした。

「ぬまづうどん」並 700円

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 「山正hanare」(沼津市平町)のランチ営業が終了する夕方から夜の時間帯を活用して営業する同店。店長を、静岡県住みます芸人のさこリッチさんとお笑いコンビ「ぬまんづ」のうえたけさんが務める。

 提供するメニューは「ぬまづうどん」のみ。沼津で水揚げされた本エビやアサリ、ワカメ、ミカンを使い、関西風のうどんにした。

 同メニューはタレントの間寛平さんがプロデュースし、「山正hanare」の本店に当たる和食店「山正」(沼津市平町)が監修。約1年かけて開発した。さこリッチさんとうえたけさんは同店で6カ月ほど修行を積んだ。

 うどん店を出すきっかけについて、山正の竹下幸二さんは「昨年のマラソンイベントで寛平さんから『沼津の食材を使い、細麺で関西風のうどんを作ってほしい』と依頼をもらったから」と説明。「魚介を当店で仕入れ、下処理することでクオリティーを保ち、簡単においしく作れるようなレシピにした」とも。

 さこリッチさんは「薬味のミカンこしょうには西浦のミカンの皮を使うなど、沼津の魅力を詰め込んだうどん。この活動を通して沼津への恩返しができれば。飲食店とお笑いの融合を目指したい」と意気込む。

 うえたけさんは「初日からたくさんの人が来てくれた。『おいしい』の声がうれしかった。3月に開催する寛平アメマナイトマラソンでは1000食の提供を目標にしている。多くの人に食べてもらい、沼津のソウルフードにしていきたい」と話した。

 営業時間は17時~21時。1月は木曜・土曜・日曜定休(13日は営業)。

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