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劇団四季が招待公演「こころの劇場」 沼津市内の小学生1300人鑑賞

ミュージカル「エルコスの祈り」のワンシーン

ミュージカル「エルコスの祈り」のワンシーン

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 沼津市内の小学校6年生を対象にした劇団四季の児童招待公演「こころの劇場」が5月27日、沼津市民文化センター(沼津市御幸町)で行われた。

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 子どもたちに「生命の大切さ」「人を思いやる心」「信じあう喜び」など「生きていく上で大切なものを、舞台を通じて伝える」という思いの下、2008(昭和61)年に同劇団が始めた取り組み。沼津市では2009(平成21)年から開催している。今年は約1300人の児童が招待された。

 ミュージカル「エルコスの祈り」では、学校や親たちから落ちこぼれや問題児と決めつけられた子どもたちが集まるユートピア学園を舞台に、厳しい管理と規律により夢や個性を失った子どもたちと、心を持つロボット「エルコス」の交流を描く。1984(昭和59)年の初演から繰り返し上演し、幅広い世代に愛されている作品だという。

 鑑賞した児童の一人は「劇団四季を見るのは今回が初めてだった。夢や希望を持つことの大切さが分かった。人を思いやる気持ちを忘れないようにしたいと思った」と話していた。

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