春の木幼稚園(沼津市東椎路)で10月27日、フェンシングの体験会が開かれた。
選手と触れ合う児童たち(関連画像10枚) = 沼津・春の木幼稚園でフェンシング体験会 園児が元日本代表選手と競技
沼津市在住のフェンシング・女子サーブルの脇田樹魅(じゅみ)選手と元フェンシング日本代表の渡邊裕斗さん、向江彩伽さん夫婦が講師を務め、園児93人がフェンシングに挑戦した。
今回の体験会は、子どもたちにフェンシングに興味を持ってもらうきっかけをつくろうと初めて企画した。
当日は、まず選手によるデモンストレーションを披露。その後、園児たちが実際に体験。フェンシングのかけ声「プレ・アレ(用意、始め)」を全員で声を合わせ、園児たちは選手に向かって元気よく剣を突き出し、フェンシングの動きを楽しんだ。
渡邊さんは「普段の生活の中で、フェンシングを始めるきっかけはなかなかない。こうした訪問を通じて、まずは競技に触れてもらいたい。今後も普及活動を続けていきたい」、向江さんは「小学生にフェンシングを教えることはあるが、幼稚園児を対象にしたフェンシング体験会は初めて。子どもたちが目をきらきらさせながら体験する姿がかわいかった」と、それぞれ振り返る。
保護者も体験に参加し、親子で競技に触れる機会となった。
体験した安東壱茅君は「頭をパチンと剣でたたくのが楽しかった。選手がかっこよかった。またやってみたい」、高遠あかりちゃんは「またフェンシングを体験したい。お母さんも体験していて面白かった」と、それぞれ話していた。
脇田選手は「幼稚園児に教えるのは初めてだったので、集中力が持続するか不安もあったが、子どもたちは最後まで集中して楽しんでくれた。『プレ・アレ』のかけ声をみんなで言えて一体感も生まれた。フェンシングは難しい競技なので理解しづらいが、今回の経験がこれからの普及活動につながっていくと思う」と話す。