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沼津のシェアオフィスで「花」の写真展 写真を通じて1年間の「花」振り返る

作品たちを前に浅沼さん(中央)と大木さん(左)

作品たちを前に浅沼さん(中央)と大木さん(左)

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 フォトグラファー・浅沼春香さんによる写真展「冬に恋せよ I'm crazy about you!」が1月20日、新仲見世商店街内にある「NUMAZU DESIGN CENTER (ヌマヅ・デザイン・センター)」(沼津市大手町)で始まった。

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 同施設はグラフィックデザイナーやクリエーター向けのシェアオフィスとして、2018(平成30)年11月にオープン。誰でも利用できるデザイン図書館を併設するほか、まちのデザイン窓口の開設や、地域とクリエーターをつなげるイベントなどを開いている。

 昨年3月から、春夏秋冬のシーズンごとに花や景色をテーマに展示を行い、今回が最終回。冬をテーマに白を基調としたスイセンやコチョウランなど8点の写真を展示する。今回はポストカードのほか、1年を通じた写真を収めた作品集も販売している。

 浅沼さんは「いろいろな人が行き来し、打ち合わせなどが行われるこのデザインセンターの空間を、季節の花や景色で彩ることができたらと始めた。1年間展示を続けたことでこのシェアオフィスで打ち合わせをする人から展示に対する声をもらい、生活の中に溶け込んだことがうれしい」と話す。

 同施設代表の大木真実さんは「あえて殺風景で無機質な感じで作った同施設に、浅沼さんの写真を飾ることで彩りが添えられた。利用者からは空間が明るくなったなどの声が寄せられ、季節ごとに楽しみにしてくれている人も多い。ウェブ会議をこの空間で行う男性からも好評」と話す。

 浅沼さんは「花が自ら語りかけるような花の写真の世界を楽しんでもらえたら。誰でも気軽に足を運んで、ゆっくり見てもらいたい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日定休。入場無料。2月24日まで。

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