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沼津・内浦漁港にいけす料理専門店 平均57.7歳の漁港アイドルもデビュー

同店の名物である「活あじ丼」とIKSメンバー

同店の名物である「活あじ丼」とIKSメンバー

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 沼津・内浦漁港内に5月16日、いけす料理専門店「沼津 内浦漁協直営 いけすや」がオープンする。

同店の名物である「活あじ丼」(880円)

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 内浦漁港はマアジの養殖が盛んに行われ、漁獲高は日本で1位を誇る。しかし、その漁獲高は年々減少傾向にあり、鮮度の高いアジなどのアピールと活用法の提供のため、内浦漁協では商品開発やイベントでの出店などを展開。好評を受け、今回の出店となった。

 店内は物販スペースと食堂スペースに分かれ、物販スペースでは漁港で水揚げされた鮮魚や加工品、沼津の名産品などを販売する。

 食堂スペースの席数はテラス・店内合わせて105席。当日朝に水揚げされ注文の直前に締めたマアジ2匹を使った「活あじ丼」(880円)や、前日に締め味が落ち着いたマアジと一緒に提供し食感の違いが楽しめる「ニ食感活あじ丼」(980円)、「活あじフライ」(280円)などのアジ料理を用意する。

 同店で調理・接客するのは、漁業経験者を夫に持つ女性や、地元出身で魚のさばき方や調理法に詳しい女性など、身近に魚と親しんできた7人がメーン。施設のさらなる認知度向上を目的に、「いけす」にちなんで「チームIKS」と命名。平均年齢57.7歳のチームのコンセプトは「会いにいけるお母さん」で、接客だけでなく魚の調理法のアドバイスも行う。

 チームをけん引してきたIKSのプロデューサーで漁協職員の土屋真美さんは、「どのメンバーも経験が豊富で話し上手。アジや魚のさばき方だけでなく、人生のさばき方も十分に知り尽くしたメンバー。新鮮なアジを楽しむだけでなく、地元のお母さんたちに会いに来てほしい」と話す。

 営業時間は、物販スペース=9時~16時、食堂スペース=11時~15時。火曜定休。

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